アンテナ設備の改修

皆様こんにちは。東条です。

今年の冬は、寒さが厳しかったですね。

雪も何度か降りました。

2月29日には、蓮田市でも雪が結構積もりました。

またその日は雪の影響で「テレビが見られなくなった。」とのお電話も何件かいただきました。

降雪によってテレビが見られなくなる理由は色々とあると思いますが、
BSに関しては、雪がアンテナのパラボラ部に積もったことで、
電波をキャッチ出来なくなるということがとても多いです。

そのような訳で、雪が溶けてしまえば元通りにBS放送が見られるようになるのです。

ところが、先日とあるお客様から「雪が溶けてもBSが見られないまま。」というご連絡をいただきました。

原因を色々と想像しつつ、お客様のお宅へお邪魔して屋根の上へ登ってみたところ...

 

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上の写真のように、BSの電波と地上波を混ぜる混合器のフタが開いており、
内部が錆びついていました。

これが、今回BSが映らなくなってしまった原因であると考え、新品と交換いたしました。

しかし、分配器を交換してもまだBSは見られないままです!

同じケーブルを使っているのに地上波は映ります。

分配器の出力側でBSのレベルを計ってみても十分な感度があります。

 

「どこか他に問題があるのだろうか?」と改めて周りを見渡し確認してみますと...

屋内側からのケーブルと、アンテナ本体側からのケーブルがジョイントされている所が目に入りました。

 

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ジョイント部分は、普通のビニールテープが巻いてありました。

この方法では、ジョイント内部まで雨水が侵入してしまいます。

テープをはがして、中身を見てみたところ...

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何と、真っ黒に変色していました。

焦げているようにも見えます。

しかも、真ん中の芯線は、もろくなっていて折れてしまいました。

BSアンテナは、テレビやブースターの電源部からDC15Vを供給されることで、
電波を受信することが出来ます。

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今回は、ケーブルのジョイント部への雨水の侵入により、
BSアンテナへの電源の供給が出来なくなり、
結果として、BS放送が見られなくなってしまったようです。

上の写真のように、新しい接栓に交換しました。
お分かりのように色が全然違います。

 

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最後は、自己融着テープで仕上げます。

自己融着テープは、ただのビニールテープとは違い、
名前のとおり、テープ同士が融着するのです。
融着することで、雨水の侵入が防げます。

巻くのにはちょっとしたコツがありますが...

 

今回のブログは、今までで一番長くなってしまいました。

 

今日もアンテナ改修の下見で屋根に登りました。

ちょうど屋根に登っている時に、緊急地震警報のテスト放送が街に鳴り響きました。

テストと分かっていても、ちょっと怖く感じました。

 

今日は3月11日。

東日本大震災の発生からちょうど一年が経ちました。

地震が発生した時も、私は屋根でアンテナ工事をしていました。

あの時は、とても怖かったです...

 

 

 

 

配線改修

皆様こんにちは。東条です。

早いものでもう3月になりました。

やっと少しずつ暖かくなり、春めいてまいりました。

寒さが苦手な私はとっては、とてもうれしいことであります♪

 

 

さて、先日とあるお客様から照明器具に関わる配線改修のご依頼をいただきました。

その作業の中で、プロの電気工事士として気になる点を発見しました。

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上の写真は、屋内配線用ケーブルのジョイント部であります。

私は、このジョイント部の形状が気になりました。

「もしや。」と思い、テープをはがしてみますと...

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予想通り、ケーブル同士を単にねじってあるだけです。

このように「2本ねじり接続」を行った場合には、
ジョイント部をはんだ付けする必要があります。
ただねじっただけでは、ジョイント部で電気的な抵抗が生じ加熱したり、
引っ張り強度が弱まる可能性があります。

こちらの現場は、テナント物件でありまして、
聞くところによりますと、
以前こちらを借りていた方が、ご自分で配線されたとのことでした。

ということで、正しいジョイントの方法で改修いたしました。

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上の写真のように、現在一般的に屋内配線用ケーブルを ジョイントする場合は、
差込形のケーブルコネクタを使用します。
ジョイントする際工具も必要なく、被覆をむいたケーブルを差し込むだけで完了です。

 

電気の屋内配線は、資格を持った電気工事士でなければ行えません。
間違った配線方法は、火災や感電の原因となる可能性があります。

電気工事を必要とする場合は、
必ず有資格者がいる電気店へご依頼ください。